9月15日(火)~9月21日(月)の1週間は高齢者等防火推進週間です

 9月21日(月)敬老の日を含む1週間は高齢者等防火推進週間です。

 和歌山市では平成26年中111件の火災がありました。前年に比べ3件減少したものの、死者数は4名と前年より3名増加しました。死者の発生した火災はいずれも建物火災でした。犠牲者4名のうち3名は高齢者や身体の不自由な方で半数以上を占めています。

 また、全国の住宅火災による犠牲者の発生状況をみても、約7割が65歳以上の高齢者で、「逃げおくれ」によるものが多くなっています。近年の高齢化に伴い、今後この割合が増加する恐れがあります。

 高齢者の方は、人によって差はありますが、年齢とともに身体能力が低下します。さらに病気や身体不自由などの条件が重なると、火災が発生した際、自力で避難することが難しくなります。

 このため、高齢者や身体の不自由な方を守るためにも日頃から火災を出さないことが大切です。

 

 

 平成26年中の和歌山市の火災発生の原因として、「放火・放火の疑いを含む」が25件と最も多く、他にも「たばこ」14件、「電灯・電話等の配線」8件、「こんろ」7件でした。

 火災を出さないためにも、今一度予防をしっかりしましょう。

 

 

 

  高齢者や身体の不自由な方が被害に合わないためにも、ご家族や地域の方々で火災を防ぐための呼びかけなどをして頂きたいと思います。