国民の救急業務・救急医療に対する正しい理解と認識を深め、救急医療関係者の意識の高揚を図ることを目的に、毎年9月9日を「救急の日」、救急の日を含む日曜から土曜までの一週間を「救急医療週間」と定めています。
平成29年の和歌山市における救急車出動件数は前年より448件増加の19,865件、搬送された方の人数も前年より109人増の17,960人でした。
そして、搬送された方のうち、65.1%の方は入院を必要としない軽症者でした。
また、平成30年1月~8月末までの救急車出動件数は13,677件となっており、前年同時期の13,296件より381件増加しています。
救急車や救急医療は限りある資源です。
本当に必要とする人のために、救急車の適正利用にご協力をお願いします。
※次のような症状がみられる場合は迷わず119番通報をして救急車を呼んでください。
・ろれつがまわりにくく、うまく話せない。
・突然片方の手足に力が入りにくくなった。
・胸が締め付けられるように痛い。頭が割れるような痛み。今までに経験したことのないような痛み。
・息苦しい。呼吸がしにくい。
・意識がない。けいれんを起こしている etc....
総務省消防庁発行の「救急車利用リーフレット」では、119番通報をしてほしい症状を「子供版」「成人版」「高齢者版」と世代別にわけてイラストで分かりやすく説明しています。また、119番通報をしてから救急車が到着するまでに準備しておくと便利なものなどもまとめられていますので、ご覧ください。
もし救急車を利用するほどではないけれど、どこの病院を受診すればよいかわからない場合には救急医療情報をご活用ください。
◆救命講習会 開催!
9月9日(日)「救急の日」の午前10時から午後12時まで、和歌山市松江のメッサオークワガーデンパーク和歌山店で、和歌山市消防局北消防署の職員による救命講習会が開催されます!
心肺蘇生法やAEDの使用方法、その他応急手当について学習していただけるほか、救急車の展示や子ども用防火服の試着体験など、楽しみながら体験・学習していただける講習会です。
詳しくは こちら をご覧ください。
(和歌山市消防局のホームページへ移動します)